2006年「婦人之友」10月号掲載 里見宏(照射食品反対連絡会)殿著 「不必要な「進歩」にブレーキを カレーが危ない スパイス94品に放射線照射を要請」 (136ページ~139ページ)について 拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 社団法人 日本原子力産業協会は、原子力平和利用の促進によってわが国の国民経済と福祉社会の健全な発展向上に資することを目的に活動をしております公益法人です。 食品照射は、食品衛生の確保や損耗防止に有効な技術であること、化学薬剤を用いた食品衛生管理が環境への影響や薬剤自身の毒性の観点から制限される方向にあって、経済性に優れた代替技術が求められていること、世界各国で照射食品の許可・実用化が進展し実績があることなどから、その技術は有用性が高く、わが国でジャガイモ以外の食品についても実用化する意義は大きいと、わたくしどもは考えております。また、現在の国内外