耳の奥にある鼓膜に、強く圧力がかかる圧の変動などや、綿棒などで直接傷をつけたりして、穴が開いていしまうことがあります。 耳痛、難聴、出血、耳の閉そく感などが起こります。 穿孔のみで感染を起こさなければ、塞がる場合が多いです。 鼓膜や外耳道に付着した血の塊などを丁寧に取り除きます。 その際、顕微鏡を使用することによって、痛みが少なく、繊細な処置を行うことが可能になります。また、顕微鏡で観察すると、詳細な鼓膜などの状態を把握することが可能になり、出血が止まっているか、感染を起こしていないかなどを診察します。