どうなんですかねえ。まあぶっちゃけ、この本にツッコミを入れることが容易な種族はいる。たとえば「プロセスがfork(2)するときにPOSIX semaphoreをsem_wait(3)してたらそのセマフォはどうなってまうの?」とかそういうの(実際書いてない)ね。けど、それって、そういうの目ざとく気がついてしまう人、はっきりいって対象読者じゃないというべきだろうなあ。LinuxとBSDのカーネルコミッターの皆さん、セプキャン講師陣の皆さん、未踏スーパークリエーターの皆さん、お疲れさまです。おまえらはお呼びじゃない。 でね。俺もどっちかというとお呼びでない側っぽいので、色々考えた。昔はCで書くしかなかったサンプルコードがRubyで書いてあるというのはよいですね。なにがよいかってCほど煩瑣じゃないから、本質的な記述(だけとは言わないまでも)の割合が大きくて、いわゆる密度が高い気がする。なのでページ