記事保存 日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 いよいよ業界の多重下請け構造が崩れるか――。企業の情報システムを受託開発するITベンダーは、大きな岐路にさしかかっているという。今は一時的に好況だが、実はその陰で多重下請け構造を底辺から支える中堅・中小のITベンダーが弱体化している。30年以上もIT業界の動向を追い続けてきたITジャーナリストの田中克己氏は、IT業界の健全な発展のために改めて多重下請け構造の問題を指摘するとともに、中堅・中小のITベンダーに警鐘を鳴らす。(日経BizGate) もう限界? 受託ソフト開発の「多重下請け構造」 ――どんな業界にも「下請け」の会社はあるが、受託ソフト開発の業界には、建設業界と同様の「多重下請け構造」がある。田中さんは、これがいよいよ崩れるのではないかと考えているそうだが、どういうこと
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