ヤマハは、個人が制作したオリジナル楽曲を有料配信できる新サービス「ミュージックマーケット」を6月1日に始める。1曲105円(税込み)で販売し、1ダウンロード当たり50円が作者に「印税」として支払われる仕組みだ。 個人が作品を無料登録して公開可能なコミュニティーサービス「プレイヤーズ王国」内で始める。同サービスの「プレミアム会員」(月額会費525円)を対象に、会員自ら作詞・作曲・編曲・録音を行ったオリジナル曲を自分のページで公開・販売できる。 楽曲登録料として1曲2100円が必要。ファイル形式はMP3。 プレイヤーズ王国では現在約5万1000曲が公開されており、そのうちオリジナル曲は半分の約2万5000曲。その多くが有料配信が可能としており、「“プロデビュー”を手軽に実現できる」(同社)。初年度3万3000ダウンロードを見込んでいる。 関連記事 「購読料」を設定できるブログサービス、ベクター