優美なトノースタイルに調和させた、 ピュアでシンプルなムーンフェイズ。 中央部分が左右に膨らんだトノー(樽形)ケースは、フォルムそのものがスタイリッシュなだけに、ダイヤルデザインに高度な美的センスが要求されます。ヴァシュロン・コンスタンタンは1912年という早期からトノーケースを手がけており、直線的な要素も取り入れて現代に継承した薄形コレクション「マルタ」では、ムーンフェイズを変則的な9時位置にセット。同じ表示機能を持つ丸形モデル「トラディショナル」のキャリバーを搭載しているためですが、ムーンディスクの背景と月をあえてピュアでシンプルなスタイルにすることで、「マルタ」特有のノーブルな雰囲気に調和させています。 その一方で、月の満ち欠けの周期(朔望月)を一般的な29.5日でなく、そこに45分を加えて精度を高めており、122.6年で僅か1日の誤差しか生じません。ケースは腕に合わせて滑らかにカー
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