父親は、娘のために何ができる? 腐敗したルーマニアを舞台に描かれた『エリザのために』が必見。 2017.02.03 独裁政権下のルーマニアを舞台に、ルームメイトの違法な中絶を手助けすることになった女の子の長い一日を描いた『4ヶ月、3週と2日』でカンヌ映画祭最高賞を受賞して、国際的に脚光を浴びるようになったクリスティアン・ムンジウ監督。最新作『エリザのために』では、娘のためにピンチを回避しようと駆け回る父親の数日間が描かれます。 イギリス留学を決めるための卒業試験を目前に控え、学校の近くで暴漢に襲われてしまったエリザ。動揺する娘が試験に合格できるよう、父親のロメオはさまざまな手を尽くそうとします。医師の立場を利用しながら、事件解決や試験合格に便宜を図ってくれる警察署長や副市長、試験官のもとへ。『4ヶ月、3週と2日で』ひとりの女子大生の奔走を通して独裁政権下の不条理を描き出した監督が、本作では
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