今年のOttawa Linux Symposium(OLS)の3日目には、多くのセッションが開催された。なかでも目を引いたのは、Ubuntuの創設者にして宇宙旅行者であるMark Shuttleworth氏の基調講演だ。氏は、シンクロニシティ(共時性)について議論を始めるようLinuxコミュニティ全体に呼びかけた。”シンクロニシティ”とは、主要なソフトウェアのリリース時期を同期させることを指す、Shuttleworth氏独特の言い回しだ。同コンファレンスは、終盤の愉快なセッションと統計情報の発表をもって土曜日に閉幕した。 Shuttleworth氏は、OLSの伝統にのっとって、2007年度の基調講演者James Bottomley氏の紹介を受けて登壇した。Bottomley氏は、Shuttleworth氏の過去数年間のLinuxカーネル関連メーリングリストへの投稿数をグラフで示し、そこにあ
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