音声合成ソフトの仮想アイドル「音街ウナ」とコラボした企画をアピールする天竜浜名湖鉄道の社員=26日、浜松市天竜区の天竜二俣駅 天竜浜名湖鉄道は今夏、音声合成ソフト「ボーカロイド」の仮想アイドルキャラ「音街ウナ」を描いたラッピング車両の運行を始める。ソフト販売会社と連携し、音街ウナの歌声を使った楽曲も公募する。ラッピング車両は天竜浜名湖線の全区間67・7キロを7月から運行する予定。仮想アイドルとのコラボにより、若年層のファン開拓を目指す。 ソフト販売会社インターネット(大阪市)と協力して音街ウナの音声合成ソフトを使ったオリジナル曲を募集。作品は車両の紹介映像の曲に使う。また、音街ウナのオリジナル画も募集し、同車両の内装や切符のデザインに使用する計画。募集はいずれも専用サイトで実施し、採用作品には商品券や天浜線1日フリー切符などが贈られる。締め切りは5月31日。 問い合わせは同社営業課<電05