北陸初導入 ゲーム感覚で 富山市下飯野の県リハビリテーション病院・こども支援センターは、仮想現実(VR)技術を使い、ゲーム感覚で楽しみながら体の動きやバランス感覚の回復を目指すリハビリ機器を導入した。全般的な機能回復を目指すVR機器の導入は北陸初。(西村理紗) 装置は「mediVR(メディブイアール)カグラ」。大阪大発の医療ベンチャー「mediVR」(大阪府豊中市)が開発した。座った状態でVRゴーグルを着け、付属のコントローラーを持って利用する。ゴーグル内のディスプレーに映像が映し出され、映像の中で動く物体を触るようにコントローラーを持つ手を動かす。