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ブックマーク / www.football-teishoku.jp (11)

  • フットボール定食 - 森岡隆三引退会見全文

    今年も多くの選手が現役生活にピリオドを打つ決断をしている。名波浩や森島寛晃といった選手がその筆頭にあげられるが、彼らと同等の経験を持ちながらも、ひっそりとスパイクを置いた一人として、森岡隆三の名前も上げておきたい。 思いの外、森岡の引退については報道される分量が少なかったこともあり、ここに彼の引退会見の全文を掲載したいと思う(ここまで、江藤代筆)。 ・2008.12.06(SAT)京都vs清水の試合後、西京極での引退記者会見より 京都 DF 6 森岡隆三 今シーズン限りでユニフォームを脱ぐことを決意しました。15年間というプロ生活、当にいろんな事がありましたけれど、僕にとって・・・最高に楽しく、充実した15年間でした。今後は京都サンガの方で指導者としての道を歩みたいと思います。選手としてではないですが、一人のサッカー人として少しでも日サッカー界を盛り上げていければと思います。これか

  • フットボール定食 - 愛媛FC、苦難の2008から勝負を賭けた2009へ

    12月20日14時43分、ウェーブスタジアム刈谷。トップチームの望月一仁監督も見守る中、初のベスト8進出を目指してなりふり構わず攻め込んだジュニアユースの選手にとって非情に鳴り響いたホイッスルにより、愛媛FCの2008年が終わりを告げました。 トップチームはJ2・6位以内を掲げながら、最後まで戦術面、FWを中心とする戦力面での軸を固定できないまま終わってみれば9勝10分23敗でJ2・15チーム中14位というJ2・3年目で過去最悪の成績。ユースチームは3年ぶりに四国プリンスを制したものの、日クラブユースサッカー選手権(U-18)大会では1勝2敗でグループリーグ敗退、高円宮杯全日ユース(U-18)サッカー選手権大会は3連敗でグループリーグ敗退、Jユースカップでも1勝5敗でグループリーグと敗退全国の厚い壁に跳ね返される形に。愛媛FCにとっては最初に記したように高円宮杯全日ユース(U-15

  • フットボール定食 - 北信越制覇の影に“薩川”あり!

    9月7日、群雄割拠・北信越リーグの幕が閉じた。 頂に立ったのはAC長野パルセイロだ。あのジョホールバルでの戦いでイラン代表監督を務めていた名将・バドゥ監督に率いられたチームは、リーグ最多の55得点、そしてリーグ最小の11失点とダントツの強さを見せ、リーグを制覇。 最終節では信州のライバル松山雅を1対0で破り、地域リーグ決勝大会へ大きな弾みをつけることとなった。 「薩川さんの存在が大きかった」と今季の好調の要因について、選手たちが声を揃えたように、チームを縁の下で支えていたのは横浜フリューゲルスや柏レイソルで活躍した薩川了洋コーチであった。 バドゥ体制3年目を迎えた長野だが、昨年までは結果が出なかった。 というのも、豊富な経験と卓越した戦術眼を持つバドゥだが、言葉の問題もあり、なかなか選手たちにうまく伝わらず、意思疎通がうまくいかなかったのだ。 そんな「ちょっとした溝を埋める存在」

  • フットボール定食 - 筑波大学蹴球部監督・風間八宏氏「普通のサッカーをやりたい、俺なりのね」

    「ボールを蹴っただけしかうまくならない。当にうまくなりたい奴しかうまくならない。当にサッカーうまくなりたいのか。サッカーをなめるなよ」。 声の主は筑波大学蹴球部監督風間八宏氏。 17日の水戸との練習試合に0対3で敗れた後、厳しい言葉が選手たちの胸を貫いた。 今、風間八宏氏は筑波大学にいる。 S級ライセンスを持ち、Jリーグクラブから監督要請のオファーもあるという。そんな風間氏がなぜ大学の監督という道を選び、しかも無報酬の筑波大学の監督を引き受けたのか。そして、そこの指導で何を訴えていくのか。 その胸のうちを聞いてみた。 「別にやりたくてやっているわけではないし、大学に興味があるわけではないですよ」。 風間氏は苦笑しながら、心を語った。 だが、それでも筑波大学の監督に就任したのは「関係者の人たちが(サッカー部を)見てくれと言ってくれた。それはうれしいことだと思うし、(自分の母

  • フットボール定食 - プロであるまえに、人間やから傷つくねん

    偶然だったと記憶しているが、2006年のちばぎんカップを取材した。千葉だったか、柏だったか。それともその両方だったか、のサポーターにシーズンを占ってもらうというような依頼をもらったんじゃないかと思っているが、あまりよく覚えてない。 スタジアムの入り口付近からコンコースまで動いて話を聞いて、写真を撮らせてもらって体裁を整えて、大方依頼された素材ができた事もあって、改めてフクアリをじっくりと見て回ることにした。そこでたまたま柏サポーターの試合前のミーティングの場面に遭遇することとなった。 気合いを入れるために?殴られて血を流す、という演出をユーモアあるものに変えて笑いを取って結束を促し、新しいコールをお披露目してテンションを上げる彼らだったが、その中で印象に残る言葉があった。それは「今年は大変な一年になるけど、応援しよう」というようなものだった。 J2に降格した柏というクラブに対し、サポータ

  • フットボール定食 - 水戸から横浜へ 小椋祥平、新たな船出

    横浜Fマリノスへの移籍が決まった小椋祥平。 この大きなステップを祝すために12日水戸市内で関係者による送別会が行われた。 そこで小椋は4年間お世話になった水戸への思いや移籍への経緯、また今後の抱負などなど様々な思いを語った。 面白かったのは仙台から横浜FMに移籍するロペスとの関係を気にしていたこと。昨年までの対戦でロペスにハードマークをしていた小椋だけに、「絶対に覚えてますよね。うまくやっていけますかね…」と心配している姿が妙に可愛らしかった。 また、髪型も今までの自分で刈った坊主頭ではなく、美容院でセットした髪型で登場。「横浜仕様か!?」と周囲からからかわれるなど、最後まで愛嬌を振りまいていた。 目を輝かせて横浜へと旅立つ小椋祥平。横浜FMでの活躍だけでなく、北京五輪出場という大きな目標が待っている。 そびえる壁は高い。しかし、これまで何度も壁を越えて来た。だからこそ、この新

  • フットボール定食 - 定食的2007年Jリーグベストイレブン

    昨年中に出すべきだったのですが、今さらでスミマセン。 選出のポイントは、おもしろさ。 この面子がそろったら、どれだけおもしろいのか、想像も付かないというメンバーを選んでみました。 定的2007年Jリーグベストイレブン フッキ   フランサ(鄭大世) ポンテ                マルシオ・リシャルデス 中村憲剛   遠藤保仁 山雅志   闘莉王   岩政大樹   市川大祐 (鈴木規郎)                  (菅井直樹) 菅野孝憲

    perezvon
    perezvon 2008/01/03
    やっぱりナンバーワンGKは菅野だよなぁ
  • フットボール定食 - 大木監督、男泣き、にもらい泣き

    何気なく見ていたJ1最終節。再放送の甲府対FC東京。 試合後に最終戦のセレモニーが行われていた。 いままで何人かの退任する監督のシーズン最後の挨拶を見てきたが これほどまでに見る人の涙を誘う挨拶はなかった。 大木監督の挨拶の冒頭はJ2降格に対するお詫びの言葉。 個人的な意見を言わせてもらえば 戦える戦力が用意されていたのかどうか、という部分も含め 結果はフロントと現場、そして強いて言うならサポーターとの総合力で出るものであって 監督一人が全ての責任を負うものではないと思っている。 だから、あれだけの観衆の前で、あんな形で謝罪する必要ないと思うのだが まあ実直な大木監督の事である。それはするものなのである。 謝罪すべきかどうかの是非とか、議論とかのレベルではないのである。 それはそれとして、そこからの木訥とした挨拶は素晴らしかった。 涙無しでは見られなかった。 ○大木監

  • フットボール定食 - 最終戦、高木琢也監督が見せた「男気」

    最終戦、高木琢也監督が見せた「男気」 第52節対愛媛戦の82分、横浜FC・北村知隆が相手DFからボールを奪い、絶好のチャンスを迎えるが、直前のプレーでファウルを取られてしまう。 そのジャッジを不服に思った高木監督はベンチ脇にあったペットボトルを蹴り上げ、退席処分を受けることとなってしまった。 1年間の最後の瞬間にベンチにいることができなくなってしまった高木監督だったが、その行為自体に「反省はしているけど、後悔はしていない」と胸を張った。 2点をリードして迎えた残り8分。試合の大勢はほぼ決していた状況。しかも、前節でリーグ制覇、そして念願の昇格を決めており決して激昂する理由はないと思われた。 だが、高木監督は話す。「あれが北村でなかったら、(ペットボトル)を蹴っていなかった」と。 「北村はチームにとって特別な選手だから…」と言葉を震わせた。 北村知隆は01年に四日市中央工業から横浜F

  • フットボール定食 - 人が人を裁くという傲慢さ

    サッカーJ+Vol5でぼくが書きたかったのは、既存メディアの、おもしろさありきの行きすぎた報道にグロテスクさを感じたから。 エンターブレイン社に転載の確認を取っていないが、ここは独断でJ+に書いた、マスメディアが「報道の名のもとに行った」イエロージャーナリズムの仕組みについての部分を転載する。 事件が発覚した後の報道のからくりはこうだ。ベランダ側で採取された指紋を根拠にマスコミ対応した捜査員が「外壁をよじ登ったのかもね」などと軽口を叩く。もちろん室内からも指紋は採取されているはずだが、そんな事はお構いなし。「おもしろければいい」のである。4階のマンションの外壁をよじ登るという原稿はS選手が移籍加入直後だったことも手伝って、人間関係の希薄な番記者たちによって紙面に載ることになる。もし仮に読者からの抗議が来ても、捜査員の口から出た示唆をベースにしているからまるっきりの嘘ではない。そうやって曖昧

  • フットボール定食 - 小椋祥平選手(水戸ホーリーホック)インタビュー 「マムシの祥平、北京を目指す!」

    小椋祥平選手(水戸ホーリーホック)インタビュー 「マムシの祥平、北京を目指す!」 水戸の中盤に君臨する21歳の若きボランチ。 これまで幾人のエースを彼は封じてきたことか。 一度らいついたら離れない、水戸が誇るエースキラー。 「マムシの祥平」こと小椋祥平に現在の心境を語ってもらった。 -前節東京Vに4対1で勝利しました。 2ヶ月ぶりの勝利だったんですけど、やっとチームがひとつになった感じですね。うまい具合にゴールが入ってくれたと思います。でも、次勝たなきゃ意味がないです。 ―リーグ戦7連敗(第39節~第45節)、天皇杯では地域リーグ・静岡FCにも負けてしまいました。その時は精神的にも厳しかったのでは? きつかったですねー、マジで。みんながバラバラになって文句の言い合いになってしまいました。でも、第46節仙台戦でやり方を変えて、どういう風にしたら負けないかをみんな分かってきた。それ

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