自民党の谷垣禎一幹事長は22日の記者会見で、党所属の宮崎謙介衆院議員(34)が育児休暇の取得を検討していることに関し「議員の仕事の実態に即した議論を積み重ねる必要があるのではないか」と述べた。 谷垣氏は、国会議員と一般的な雇用者とでは「身分関係が違う」と指摘。国会開会中の休暇取得について「非常に緊迫した局面で1票によって違ってくるときにどう扱うかという問題はある」と述べた。 宮崎氏は谷垣氏と同じ京都選出で、来年2月に妻で当選同期の金子恵美衆院議員(37)との間に第1子が生まれる予定。宮崎氏は第1子誕生後、1~2カ月程度の育休取得を検討している。