早くも第1号だ。東京五輪男子マラソン・ルワンダ代表のフェリシエン・ムヒティラ(26)が、強化合宿中に新型コロナウイルス感染防止対策ルールを破ったため、東京五輪代表資格をはく奪されたと1日、ルワンダ紙「ニュー・タイムズ」が報じた。 ムヒティラは許可なしに、同国ニャマタでのキャンプ中に宿泊ホテルを離れた。ルワンダオリンピック委員会(RNOSC)は「故意に合宿のルールに違反し、東京五輪組織委員会からの要請に応じたコロナ感染防止対策に違反した」ため、資格を失ったと理由を説明した。 東京五輪では、コロナ感染防止対策を破ると罰金や追放などの厳しい措置が取られる。五輪専門メディア「インサイド・ザ・ゲームズ」は「ムヒティラは、コロナルールを破ったために五輪出場を禁じられた最初の1人」と、第1号認定。今後、何人が後に続くことになるのか。