子どもをあやすときにする「おんぶ」。幼い時に自分もおんぶされた思い出が残っている大人の方も多いと思います。しかし、今、まわりを見回すと「おんぶ」をする親がほとんどいません。2歳の娘の父親である私も、実際子どもをおんぶすることはありません。おんぶは、いったいどこへいってしまったのか。そんな疑問を胸に取材を進めると、改めて、おんぶの魅力を知ることになりました。 (大阪局カメラマン 安居智也) 親子で外出が増える初夏の季節。公園を訪れる子連れの家族を取材してみると、皆、子どもを前で抱きかかえる「だっこ」ばかり。 取材では、およそ200組の親子に話しを聞いてまわりましたが、おんぶをしていたのは、わずか1組でした。 その理由を聞いてみると。 「そもそもおんぶのやり方が分からない」「前の方が子どもの顔が見られて安心できる」「ファッション感覚で、だっこの方がかっこいい」など理由はさまざまでした。 しかし
![おんぶの魅力は?|NHK NEWS WEB](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2782f2cddda1d4c5c09a3488e97de87fb43bce29/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fweb_tokushu%2Fstill%2Fweb_tokushu_2018_0521_eyecatch.jpg)