自動運転の時代をみすえ、京セラは、東京大学と共同でダッシュボード全面に設置されたディスプレーに小型カメラでとらえた前方の映像を映し出す技術を開発しました。ドライバーの視野を広げ、事故防止につなげるとともに外の風景を楽しむこともできるとしています。 「京セラ」と東京大学先端科学技術研究センターの稲見昌彦教授は、共同でコンセプトカーを開発し、29日、京都市伏見区で報道関係者に公開しました。 コンセプトカーにはダッシュボード全面にディスプレーが設置されています。 ふだんは速度計などを表示できますが、車の外側にとりつけた8台の小型カメラからの情報をコンピューターで一つの映像に合成し、映し出すことができます。 フロントガラスから見える景色と一体化し、通常は運転席から見ることのできない車の下側を含めて、広い視野を確保できる仕組みになっています。 映像の投影が遅れるなどの課題があるものの、実用化されれば
