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sexとbookに関するpermasのブックマーク (6)

  • おもしろうてやがて悲しきコンドーム「コンドームの歴史」

    良いコンドームで、良い人生を。 コンドームを軸に、文化史、医学史、宗教史、技術史を横断的に俯瞰しながら、避妊具から性病予防、奇想天外な使い方を紹介する。そして、人類に対し、この道具がいかに偉大な役割を果たしているかに気づき、驚かされるだろう。次に使うときは、おもわずまじまじと見つめてしまうに違いない。 コンドームの歴史は避妊技術歴史。ファラオまでさかのぼると、パピルス製のコンドームが登場する。紙のコンドームをつけてまでいたすとは、間違った畑に種をまくという事態を権力者がどれほど心配していたかを如実に物語っている。布製だったり魚の浮き袋や腸を使ったりと、涙ぐましいテクノロジーの進歩(?)が語られる。今なお残る最古のコンドームは、1640年にブタの腸で作られているそうな。洗えば再利用可能で、さすがスウェーデン製、エコだね。いっぽう最新のコンドームはオカモト製で、0.02mmという驚異的な薄さ

    おもしろうてやがて悲しきコンドーム「コンドームの歴史」
  • 性欲の文化史 - 情報考学 Passion For The Future

    ・性欲の文化史 1 1.遊廓の形成と近代日――「囲い込み」と取締り 2.性教育はなぜ男子学生に禁欲を説いたか――1910―40年代の花柳病言説 3.出口王仁三郎の恋愛観・男女観――『霊界物語』を中心として 4.日女性は不淫不妬?――中華文人の日風俗観察小史 5.女装男娼のテクニックとセクシュアリティ 6.「胎内十月」の見世物を追って 7.「人体模倣」における生と死と性 8.兄妹性交の回避と禁止 ・性欲の文化史 2 1.桂離宮にエロスを読む 2.神仙の証――中国古代房中術にみるセックスと飛翔 3.韓国整形美人事情 4.摩登上海にうかぶ女体の群れ 5.映画のなかの性――戦後映画史における性表現と性意識の変遷 6.「ギャル男」のいる光景 7.男から生まれた女 8.ホステスたちは、何を売る? 井上章一を編者に複数の研究者が性欲の文化史をあらゆる視点から論考する。 「われわれの性感は、文化によ

  • 残酷な妖女のテーゼ「ファム・ファタル」

    女は美しい、女は恐ろしい。 両者は固く結びついていることが分かる。女は美しいから恐ろしいのであり、恐ろしいから美しいのだ。恥も外聞もなく色を貪る吸精鬼、嫉妬の炎を宿した魔女、切断された男の首を抱えてイキ顔の淑女――ファム・ファタルとは、美しく、恐ろしい彼女たちを指す。 書はファム・ファタルのイメージを、「残酷」「神秘」「淫蕩」「魅惑」という4つのテーマに分類し、妖婦たちの諸相を名画や彫刻で紹介する。オールカラーで図版豊富なのが嬉しい。官能的な肉体に心を奪われると同時に、おぞましい姿にゾっとさせられる。あるいは、女の犠牲となった男の哀れな姿に同情する。エロチカル・アートは見るものの欲情をかき立て、記憶の奥に刷り込まれようとする。 残酷 サロメ/メディア/スフィンクス/メドゥーサ/ユーディット 神秘 イヴ/モナリザ/キルケ/パンドラ/セイレン/ロクセラーナ/クレオパトラ/ジョセフィーヌ/ロリ

    残酷な妖女のテーゼ「ファム・ファタル」
  • 『だれでも一度は、処女だった。』千木良悠子・辛酸なめ子 - 雨宮まみの「弟よ!」

    『よりみちパン!セ』(よく間違えて『よりぬきパン!セ』と言ってる人を見かけます)の新刊です。パン!セのシリーズはよく買うのですが、たまーにピンポイントで献いただきます。このは「読みたい。でも……」とためらっているところに届きました。 このは、まず著者の千木良さんが自分の母親に処女喪失についてインタビューするところから始まります。そして処女を失った人へのインタビュー、処女の人へのインタビュー、男性へのインタビューへと進んでいく。お母さんへの二度目のインタビューもあり、おばあちゃんへのインタビューもあって、千木良さん自身の処女喪失も語られていて、このへんのことはすごく面白い。 構成もいいし、千木良さんの文章はやさしく、偏見がなくて、デリケートな問題を扱うがゆえの思いやりや苦悩も垣間見えたりしてとてもいいと思うのですが、そういう問題じゃなくて、この、私にはとってもしんどくて、なかなか読み

    『だれでも一度は、処女だった。』千木良悠子・辛酸なめ子 - 雨宮まみの「弟よ!」
  • 門倉貴史『セックス格差社会』

    働きすぎを解消すれば、僕も年間77.4回セックスの回数が増えるそうですよ(爆) まあ、冗談はこれくらいにして書は上記したワーカホリック、貧困、感情や価値観、そういった諸要素を経済的な切り口から性行為にかかわる問題(セックス、セックスレス、ED、セックス依存症などなど)に結びつけ様々なデータをもとに論じたである。門倉さんらしいコネタ(崩壊するニューハーフ市場、「別れさせ屋」トラブルなど)も相変わらず豊富である。 セックス格差社会 恋愛貧者 結婚難民はなぜ増えるのか? (宝島社新書) 作者: 門倉貴史出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2008/11/10メディア: 新書購入: 3人 クリック: 315回この商品を含むブログ (28件) を見る あまりお目にかかれなくなおかつ前からあればいいなあ、と思っていたのが年収別の独身男性がマスターベーションとセックスのどちらで日常の性的処理(一ヶ月

    門倉貴史『セックス格差社会』
  • 不可思議なモノ、汝の名は、性 - 書評 - 雌と雄のある世界 : 404 Blog Not Found

    2008年10月29日07:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 不可思議なモノ、汝の名は、性 - 書評 - 雌と雄のある世界 集英社新書編集部よりいつもどおり献御礼。 雌と雄のある世界 三井恵津子 「ヒトの性」という「限定的」な科学的知見を、物語と作者の想像力で膨らませて一編の物語にしたのが「できそこないの男たち」なら、「生物の性」という、より「広範囲」な科学的知見を、あくまで生物学的かつジャーナリスティックにまとめたのが書であり、実に対極的である。両方あわせて読むとよいが、読む順番としては書が先の方がよいかも知れない。 書「雌と雄のある世界」は、前述のとおり、またタイトルのとおり、生物学における性を、あくまでジャーナリスティックに、第三者的な視点から描いた一冊。 『雌と雄のある世界』  | 集英社新書より 三井 恵津子(みつい えつこ) 一九五六年お茶の水女子大学理学部

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