米Microsoftは、同社会計年度で2017年度第3四半期(1~3月期)の決算を発表した。今回はこの決算内容を読み解きつつ、現在同社とWindowsに起きつつある変化を見ていく。 3部門の決算推移を読み解く 同社が4月27日(現地時間)に発表した2017年度第3四半期の売上高(GAAPベース)は、前年同期比8%増の220億9000万ドル、純利益(GAAPベース)は28%増の48億100万ドルと増収増益だった。 現在、同社は3つの事業部制を採用している。1つ目の「Productivity and Business Processes」部門が「Office」「Dynamics」といった生産性ツール製品群、2つ目の「Intelligent Cloud」部門が「Windows Server」「Visual Studio」「Azure」といったサーバ・クラウドOSや開発ツール群、そして3つ目の「M