米国が、サウジアラビアの求める防衛や原子力協力の合意を仕上げつつある。これと抱き合わせで米国が目指しているサウジとイスラエルの国交正常化は、中東の秩序をつくりかえる超大型取引だ。難題として立ちはだかるのは国交正常化の前提条件であるパレスチナの国家樹立と、自治区ガザの停戦の2つ。イスラエルのネタニヤフ政権の強硬姿勢でこじれており、米政権には時間切れが迫る。「皇太子は、米国とサウジ間の合意が決着す
情報通信研究機構(NICT)は10日、太陽の表面で爆発現象が起こる大規模な「太陽フレア」が連続して6回発生したと発表した。爆発の影響で宇宙にある人工衛星との通信に障害が起きたり、全地球測位システム(GPS)の誤差が大きくなったりする可能性がある。今後数日はさらに太陽フレアの発生が考えられるとして、注意を呼びかけている。太陽フレアは太陽の表面で起きる爆発現象で、宇宙空間に様々な波長の電磁波を放出
リニア中央新幹線について話す自民党の石破茂元幹事長=衆院第2議員会館で2024年5月8日、宮間俊樹撮影 リニア中央新幹線の着工に反対してきた静岡県知事の川勝平太氏が9日に辞職し、26日投開票の知事選の結果次第で、工事が進む可能性が出てきた。ただ、与党内にも「リニアは本当に必要なのか」と疑問を投げかける政治家がいる。自民党の石破茂・元幹事長だ。政界随一の鉄道好きは、「国家プロジェクト」と言われるリニア計画の何が腑(ふ)に落ちていないのだろうか。 【写真特集】「議論熟したの?」リニアを前に語る石破茂さん リニア中央新幹線は、最高時速505キロのリニアモーターカーを使い、東京―大阪間を67分で結ぶ計画だ。川勝氏が環境問題などから、県北部を通る南アルプストンネル(全長25キロ)の静岡工区の着工に反対。計画は大幅に遅れ、事業主体のJR東海は、品川―名古屋間の2027年開業を断念した。 川勝氏が失言問
くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで200件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行う。 著書は日本の政治や企業の広報戦略をテーマにした『スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)など。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。 新刊『潜入 旧統一教会 「解散命令請求」 取材NG最深部の全貌』が発売中。 情報戦の裏側 できれば起きてほしくない「不祥事」だが、起きてしまった後でも正しい広報戦略さえ取れば、傷を最小限に済ませることができる。企業不祥事はもちろん、政治家の選挙戦略、芸能人の不倫ネタまで、あらゆる事
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