ブックマーク / aki3nak.hatenablog.com (14)

  • 相次ぐ救急搬送 家族の葛藤 - 「生きる」を考える

    90歳目前のすゆさんは息子様にとても大切にされている。 これまでも「面会したいけど窓越しでは余計に悲しいから面会は結構です」と言われた事がある。 最近すゆさんは嚥下が良くない。よくむせる。 今月になって刻みから極刻みへ変更になり、べ物にも飲み物にもとろみをつけて提供している。 お盆を過ぎた日、事務所で仕事をしていると、介護職員が来た。 「すゆさんのSPO2が70台。どうしよう」 急ぎ居室へ行ってみるとすゆさんは静かに寝ていた。声をかけると目を開け返事をする。 朝後に息をする度ヒューヒュー聞こえるようで気になったので居室で横になって貰った。その時の血圧と体温、血中酸素濃度は正常値だった。30分経って様子を見に行くと小さくヒューヒュー言っている。血圧、体温は正常値だが血中酸素濃度が90台~70台を行き来する。 主治医に連絡すると、救急要請をするよう指示が出た。 搬送時にも酸素マスクをし

    相次ぐ救急搬送 家族の葛藤 - 「生きる」を考える
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    persona20190919 2022/08/20
    ご自身の心内にだけ納めるともやもやが残りますので、ブログなどで吐き出すことは大切だなと感じました。こういった議論は日本ではタブー視されており、難しい問題ですね。
  • 連日救急搬送 施設入居者と職員 - 「生きる」を考える

    退勤時間を過ぎたが前月の勤怠管理を終えようとしていた時だった。 「救急車が来る。グループホームの入居者って」と宿直担当者が伝えに来た。 その日私は部事務所で事務仕事をしていたのだが、その知らせを受けてグループホームへ様子を見に行った。 ホーム長は「用事がある」と言って退勤時刻に退勤して連絡が付かず、管理者はシフト休み、ユニットリーダーも前日夜勤明けで当日は明け休みだった。 夕方入居者の意識レベルが下がり、主治医に連絡したところ、救急搬送の指示が出た。 遅番が不安そうに救急隊に入居者の様子を話しながら救急車に同乗し、夜勤者はユニットに残った。 見かねた施設長が分からないながらも人の内服薬や義歯、着替え等の用意を手伝おうとしていた。そこへリーダーが飛んできて介護サマリーを用意する。 金曜日の夕方6時半。 地域の救急指定病院に搬入を拒否され、救急車は30分以上施設前から動けずにいた。 私は社

    連日救急搬送 施設入居者と職員 - 「生きる」を考える
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    persona20190919 2022/08/16
    急な呼び出しは自分のライフリズムが崩れて大変ですよね。次の職場は休みの日に電話が無いと良いですね。
  • 「ガラス越し面会では余計に悲しいから面会は結構です」 - 「生きる」を考える

    コロナ禍で面会が制限されている。 完全予約制で1日3組15分以内。 施設入口の2重扉の内側のガラス扉を隔てる。 ただでさえ耳が遠めの高齢者なので、ガラス扉を挟んで顔を見ながら電話で話したりする。 認知症高齢者の中にはガラス越しでの面会が理解出来ずにガラスを壊そうとする方もいて、説明して納得したようでも数分もしないうちに同じ行為と説明を繰り返す場合もある。 コロナ禍になってからは家族へ書類の内容は電話で説明し受け渡しは郵送で行っている。 90代のすゆさんは難聴気味だが傍でハッキリ話せば聞こえるし理解も出来る。 支援計画の切り替え時期になり新たに計画書を作成するにあたって、長男様に電話で話をした。こちらから書類を送付し返信用封筒を同封しますと伝えると、便の時に持って来るから返信用封筒は要らないと言われた。ならば来苑の際に面会出来るよう予約を勧めると 「ガラス越し面会では余計に悲しいから面会は結

    「ガラス越し面会では余計に悲しいから面会は結構です」 - 「生きる」を考える
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    persona20190919 2022/07/10
    ルールを守ることも大切ですが、扉を開けた判断は良かったと感じました。
  • 採用通知を素直に喜べない理由 - 「生きる」を考える

    採用通知が届いた。 採用面接から1ヵ月以上経過している。 その間、現場見学をさせて貰ったり、健康診断をして結果を提出したり、電話がかかって「もしかしてやっぱり辞めようか、とか思ってます?」と探りを入れられたり。 逆に「私でいいんですか?」と尋ねた事がある。現場見学を打診された時は「まだ選考を続ける」と言われていた。その後健康診断結果を提出した頃に、私で選考を打ち切ったと言われた。最初から採用枠は一人なのになかなか大変だなと思った。 面接に行った帰りに職場で少し仕事をした。その時ホーム長に採用面接を受けた、採用されたら退職したい旨を伝えていた。 この度採用通知が届いた事をホーム長に伝え、改めて退職の意向を伝えた。 「退職願を出して『はいはい』ってわけにはいかないよ。ケアマネの資格者がいないと施設が減算になってしまう・・・あぁ、あの時に施設長に伝えておけば良かったんか・・」と言われたのだが「あ

    採用通知を素直に喜べない理由 - 「生きる」を考える
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    persona20190919 2022/06/28
    根拠はありませんが、採用日の変更は今すぐに打診すれば可能かなと感じました。逆にいつから採用が希望と提示できれば良いのでしょうが。円満退職であれば9月は早いですよね・・・
  • 続・偏見 - 「生きる」を考える

    採用面接から日にちが経ち、何度も連絡を貰っていたにも関わらずこちらの携帯電話が受診していなかったせいで諦めかけていた。 採用担当者に電話し謝罪すると、まだ採用審査は続いているとの事で、現場見学を打診された。 受付から火葬、収骨迄の一連の流れを見てもらうと言われ、 「地味めの服装で来てください・・面接の時みたいな」と言われた。 面接には黒のパンツスーツだったので、同じ服装で出かけた。 従業員駐車場から事務所に案内され、先日の面接官一人と現地責任者一人で対応された。築45年の建物で何もかもが古い。 今日はざっくばらんな感じだった。 一番気になっていた事を尋ねてみた。職場の人間関係だ。わずか5人の職場で気が合わない人が一人でも居ようものなら最悪だ。今回欠員補充との事だったのでその理由も合わせて尋ね、ここは良好と感じた。男性ばかり4人の職場へ、私が入ろうとしている。私の前も、その前も5人目は女性だ

    続・偏見 - 「生きる」を考える
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    persona20190919 2022/06/06
    職場の人間関係は働くうえでは一番大切だなと感じております。仕事は慣れても悪い人間関係は慣れませんので・・・健診さえ済めば就職は確実そうな雰囲気だなと文面から感じました。後はお気持ちですね。
  • 偏見? - 「生きる」を考える

    採用面接を受けた。 応募した際に電話で「斎場ですけどいいですか?」と尋ねられたのがずっと引っかかっていた。 面接でも同じ質問があった。 「葬儀社ではなく斎場です。火葬場のスタッフですが、大丈夫ですか?」 通夜や葬儀をする葬儀社より、私は究極最後のお別れをする火葬場がいいと思っている。 3人の面接官の一人が、親戚全員に自分の職業を伝えてはいないと言った。 父親に反対されたが、自分は誇りを持ってこの仕事をしているとの事だった。 私は同居の主人と息子に「受かるといいね」と言われて面接を受けに行ったのだが、そう念を押されると心配になる。 面接の後、その足で実家へ向かった。 母は不在だったが、父に話すと反対された。経歴の汚点になる、と。なんで?と尋ねたがハッキリとした答えは無かった。 そういうものなのか? それが偏見なのか? 他の仕事があるだろうに・・ そう言われると、それに反発してまでどうしてもこ

    偏見? - 「生きる」を考える
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    persona20190919 2022/05/25
    就職活動お疲れ様です。昔のお年寄りには何らかの世間体的な概念があるのかもしれないのかなと感じました。私としては世の中に必要であり大切な仕事であると感じます。
  • 他者から見える私と本当の私 - 「生きる」を考える

    ゴールデンウイークでも入居施設は稼働中。 祝日は上が居ないし外線電話がかかる頻度も低い。会議も無い。 溜まった事務、特に月末締めの仕事を片付けたい。 いつも緊張ムードの事務所だが今日は穏やかで、何かの用事で入って来る職員もおしゃべりしていく。 最近忙し過ぎてギスギスしていた栄養士が隣の机で仕事をする。 気を遣ったが、話をしながら打ち解けていくのが分かった。 彼女が心を病んで最近薬を飲み始め、今は楽になったと言った。 私は少し前に言いたい放題言われて傷ついていたので、一日話す中でその話題にも触れる事があり、わだかまりも解けた・・・完全じゃないけど言えて多少癒えた部分はある。 その代わり仕事が期待したほど進まなかった。 退勤時間を過ぎて2人共静寂の中でパソコンに向かい頭をフル稼働させる羽目になった。 看護師が書棚を空けて物を取って行った。暫くしてまた来て 看護師「あれ? 私開けっ放しだった?」

    他者から見える私と本当の私 - 「生きる」を考える
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    persona20190919 2022/04/30
    一人で体験するとかなり怖く感じてしまいますが、事務所の守り神ですね。休日の静かな環境は仕事も世間話もはかどるのが利点ですね。最後の落ちに共感するものがありました。
  • ゴミをゴミ箱に捨てる文化は世界共通ではない - 「生きる」を考える

    介護現場にも外国籍の技能実習生が入職する。半年間は一人換算が出来ない。必ず職員が同行し同じシフトになるよう組まれる。3年後には介護福祉士国家資格を目指す。 2年前の春、外国人技能実習生が来ると決まってから、コロナで入国延期が続き2年の間に「もうやめたら」という現場の声とは裏腹に、施設は契約したアパートの家賃を払い続け、先月20歳前後の2人が入国、今月下旬から現場に入る事になった。 施設職員が時間を合わせ、施設長以下7人で買い物に繰り出した。 既に電気店で照明や洗濯機、炊飯器、ガス台等購入してあったので、その日は家具日用品店へ。ベッドに寝転んで寝心地を確かめたり、シーツは自分ならどれが好きかと話し、ダイニングテーブルとセットの椅子は色違いがいいねと家具を選ぶ。 風呂用桶、シャンプー、リンス、石鹸、可愛い柄のタオルとバスタオルを合わせて7枚。物干し台。押し入れ用衣装ケース、トイレの上にツッパリ

    ゴミをゴミ箱に捨てる文化は世界共通ではない - 「生きる」を考える
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    persona20190919 2022/04/18
    介護現場においての翻訳機の普及率が気になってくる時代となりましたね。
  • 息子の就職 子育てを振り返る - 「生きる」を考える

    エイプリルフールだけど、リアルに入所式があった。 4月1日は息子の地元市役所の職員として初めての出勤日。 私はたまたま休みだったので朝から洗濯や炊事をしながら、出掛けに記念写真を撮ろうと準備をして、身支度をする息子の様子を見ていた。 息子はカッターシャツ、スラックス、ネクタイを締めて、玄関で時間を持て余している様子。 私 「早めに出たら?」 息子「8時にならんとクリーニング屋が開かんのよ」 なんと、卒業式の後にクリーニングに出したスーツを取りに行くのを忘れて昨日行ってみたら、店が定休日で閉まっていた。朝は8時からの営業だ。 8時少し前に「行ってくる」と車で出て行った。 「送り迎えしようか?」との言葉が喉元まで出ていた。でも言わなかった。息子からそう頼まれたら「いいよ」と二つ返事をするつもりだった。でも言われなかった。 クリーニング屋は予定通り開いてただろうか。 問題なく引き取れただろうか。

    息子の就職 子育てを振り返る - 「生きる」を考える
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    persona20190919 2022/04/03
    おめでとうございます。名刺や作業着は役所内でのエイプリルフールではないかと想像致しました。
  • 勉強楽しい 大人>子供 - 「生きる」を考える

    今週のお題「試験の思い出」大人だってずっと勉強🖊️ 大人になってからの方が、勉強するのが楽しかった。 調理の仕事をしながら、調理師資格を取りたいと思った。2年働いたら受験資格があるというので、2年続けて働いて、辞めて、試験勉強をした。600床の地域医療を支える中核病院の調理場で常、特、老健、透析に分かれていた。魚の献立の日でも病気により魚の種類や切り身の大きさが違った。朝メニューに納豆があっても、膳に乗せてはいけない患者がいた。その場で説明を受けて業務はしていたが、改めて勉強して理解した。 調理師試験の1ヵ月前に、直前講習会がある。数年分の過去問と参考書、予想問題集、講習費合わせて1万6千円払って2日間みっちり講習を受ける。受かったのはこの講習とその後1ヵ月の勉強の賜物だ。 知らない世界を知る事がこんなにも楽しいものかと、目覚めた。 勉強すること自体が楽しいと思うようになったが

    勉強楽しい 大人>子供 - 「生きる」を考える
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    persona20190919 2022/02/25
    ケアマネは大変なお仕事ですよね。私も勧められたことがありますが、断念致しました。今後ますます需要は高くなりそうですね。
  • 事故に学ぶ - 「生きる」を考える

    買ったばかりの愛車に追突される憂き目を見た。 確定申告が始まり、その初日に早速隣市の税務署に出向くと、駐車場に入るのに道端に車列が出来ていた。 次に駐車場に入れるという時、後ろの軽トラの男性が車を降りて封筒を税務署へ持っていくのが見えた。少しして後ろから突かれた衝撃が。振り向くと軽トラがリヤガラスにほとんどくっついていた。 駐車場の警備員を呼んで状況を告げた。 警備員は軽トラの運転手を呼びに行った。 戻って来た運転手は車の間に隙間があった事と、自分の軽トラが無傷なので私の愛車の凹みを見ても信じない。その傷、今? もっと前のじゃないの?とか言って。 許すまじ😡 「そこに居て下さいね。今警察呼びますから」そう言ってかけたのは119番。 「事故ですか? 火事ですか?」と問われ、 「事故です!!・・・?(電話する先を間違えた事に気付く)・・あ、すみません。怪我人はいないので・・110番ですね。か

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    persona20190919 2022/02/22
    家族が被害者となった事がありましたが、加害者が保険に入っておらず無職であった為に泣き寝入りでしたね・・・
  • 熱中症 無自覚の恐ろしさ - 「生きる」を考える

    独り事務所で自分を追い立てながら溜まった仕事を片付けていく。 研修課題も仕上げなければならない。 昼頃、頭痛があった。 疲れたと思い、昼休憩をとった。 午後2時を回る頃、嘔気がした。 息が苦しいせいだと思い、マスクを外した。 3時近くなり、吐いてしまえば楽になるかと、口に指を入れて嘔吐したが、楽にはならなかった。 常備していた解熱鎮痛剤と胃腸薬を飲んだ。 頭痛と吐き気はひどくなる一方だった。 フロアから職員が何か用事があって来たのだろうが、私の顔を見て、今日休みのリーダーに電話した。 そしてコップに、毎日入居者用に用意しているスポーツドリンクを持って来た。 「熱中症じゃね?って、リーダーに言われたよ」 そういえば朝家を出てから昼にコップ一杯のお茶を飲んだきりだ。 せっかく持って来てくれたスポーツドリンクを飲もうとしても体が受け付けない。 ちびちび時間をかけて飲む。 体の中に行きわたるような

    熱中症 無自覚の恐ろしさ - 「生きる」を考える
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    persona20190919 2021/07/24
    水分はのどが渇いたなどの意識がないとなかなか自分から飲みませんね。私は尿路結石の地獄を味わってから、苦しくなるくらい毎日飲んでおります。
  • 忘れられない息子との買い物 - 「生きる」を考える

    はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」 忘れたくて、忘れられなくて、夢に出て来て辛い出来事がある。 ここに表出する事で、心の重荷を下ろしたい。 それはもう10年近く前、息子は小学生だった。 ベイブレードが流行っていて、駒はもちろん、小物もいつの間にか増え、誕生日には自宅で遊べるスタジアムまで購入した。県内である大会に出たいと言い、父親が連れて行って賞を取って帰ってきた時には驚いた。 小学生の息子に、お金を持たせていなかった。 箱に入っている駒は、買う時にはその中身が分からない仕組みになっている。それでも新しい駒が欲しい息子は、色んな店を見て回り、箱を振って音を聞き、お目当ての駒を探した。そして私に、あの店の、あそこにある、あの駒が欲しいと言った。 そして私はその店に息子と一緒に行った。息子はその箱を手に取り、振って音を聞き、「コレ!」と言った。 レジカウンターには若い男性ス

    忘れられない息子との買い物 - 「生きる」を考える
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    persona20190919 2021/07/17
    その場ではちょっとしたことにも思えますが、意外と一生心に残りますよね。中抜きは結構当たり前にされているようですね・・・世のなかモラルのない人は多いと感じておりますね・・・
  • 職場復帰には準備が必要 - 「生きる」を考える

    術後3か月になるのを前に、診察を受けた。 医師「調子はどうですか?」 私 「お陰様で、動作で痛みがある時もあるけど、日常生活は大丈夫です」 診察台に上がり、両足の長さをそろえ、右足を医師が動かす。仰向けで内点、外転、屈伸。横向きで足を上げる、広げる・・・全部途中で痛みが出る。今回、その痛みの部位がはっきりした。 医師「大転子だね」 そして改めてレントゲン画像を見ながら、手術して体内に入れたものは体に馴染んできており、その周りの筋膜の一部に炎症があって痛みが出ているが時間と共に良くなると説明され、鎮痛消炎剤が貼り薬で処方された。 職場復帰に関して、仕事を尋ねられ、介護職だが見守りと事務が主になると言うと 医師「全然問題ないですね」 とお墨付きを貰い、診断書と傷病手当申請書をお願いした。リハビリはもう受けなくてよいと言われた。 レントゲン3枚、診察、診断書、湿布5袋処方されて660円。更生医療

    職場復帰には準備が必要 - 「生きる」を考える
    persona20190919
    persona20190919 2021/06/05
    ハードですね・・・
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