印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます サービス指向アーキテクチャ(SOA)という言葉が、IT業界で語られるようになってからかなりの期間が経つ。しかし、依然としてこの言葉の意味がよく分からないという人も多いようだ。 実際には、SOAの考え方は極めて単純である。ソフトウェアを「サービス」という部品の集まりとして構築しようというだけのことなのだ。このソフトウェアの部品化という考え方はソフトウェアの歴史と共に常に存在する極めて基本的な考え方だ。サブルーチン、共通ライブラリ、オブジェクト指向プログラミング、分散オブジェクト(コンポーネント)などの考え方である。 では、なぜ、これほど単純な概念であるSOAが世間になかなか認知されないのだろうか。その理由としては第一に、「サービス」という