中国の大連へ行ってきた。 目的の1つは、中国では米を何円で売っているか、をこの目で見てくることだった。 大連がある中国東北部は、米の大産地である。品種をみると、中国の全土ではインディカ種が多いが、東北部では日本人好みのジャポニカ種が多い。ジャポニカ種だからといって、インディカ種とコストが違うわけではない。だから大連のジャポニカ種の米価は中国の米価を代表している。食味は、日本の技術者が協力して開発したものだから、日本産米と変わらない。 さっそく市中のスーパー店へいって米価をみてきた。最も大量に売れている米は、計り売りで売っていた。それを買ったのだが、0.498kgで2.38元だった。当日の相場は1元が19.76円だったから47.03円である。5kgでは470円になる。 これを日本が輸入するとして、運賃が何円かかるか、を専門家に聞いたところ、22トンで最高450米ドル、5kgあたりにすると13