さて、今回は夏コミの新刊でもとりあげました「おがくず入りライ麦パン」の話です。 やや濃いめのドイツ軍をかじった人なら「おがくずの入ったパンの話」は聞いたことがあるかもしれません。 「大戦末期、もしくは捕虜収容所などで木くず(おがくず)の入ったパンが食べられていた」という話ですね。 様々なレシピにチャレンジしてきたクッキングナチですが、このレシピはさすがに考えちゃいました。 だって木くずって食べモノじゃないんだもん(笑)。 ずっと考えていたのが「ふすま(小麦の表皮部分)などのパンの誤訳では?」ということでした。 誤訳がトンデモ話になるってのはよくあることで、有名なのは「シンデレラのガラスの靴」なんてのがあります。 このシンデレラ、ヨーロッパの民話をベースにして作られた話なんですが、ベースとなる話を聞いた時に「リス皮の靴(vair)」を同じ発音の「ガラス(verre)」と間違えたというものです
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