アルミ再利用し発電 おわら風の盆、ぼんぼりともす2010年9月2日11時33分 印刷 ソーシャルブックマーク 再生アルミを利用してともされたおわら祭りのぼんぼり=富山市八尾町 企業や大学などでつくる「北陸グリーンエネルギー研究会」は1日、おわら風の盆の会場で、飲料の紙パックの内側に使われたアルミニウムを再利用して電気を発生させて、ぼんぼりをともした。 パックの内側にはアルミニウムがはられているが、ごみとして処分されている。それを、高温で処理し、純度の高いアルミに変えたうえで、その再生アルミを水酸化ナトリウム液と反応させ、発生した水素を燃料電池に送り込んで発電した。 この日は、同研究会副会長で、富山大大学院理工学研究部の川口清司教授がスイッチを押し、ぼんぼりを点灯させた。再生アルミ540グラムで、6基のぼんぼりを9時間点灯させることができるという。川口教授は「従来、捨てていたものを再利用すれ