伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ギョーカイの内部情報を拾い上げ、磨きをかけた秘話&提言。 出版界では、昨年からの投資ファンドのイザベル・リミテッドによる幻冬舎株の買占めが話題になっている。確かに幻冬舎は、出版不況の中にあって、2月8日に発表された2010年4~12月期連結決算が前年同期比26%増の7億7,300万円という優良企業。だが、人脈が生命線ともいえる出版社を買収してどうするつもりなのかと、その思惑に首をかしげる向きが多い。 そんな出版業界にあって、”非優良”出版社に仰天の買収説が浮上している。 「その出版社は、中堅の光文社です。某パチンコメーカーが光文社を買収するという噂が昨年末頃から流れたのです」(出版事情に詳しいジャーナリスト) 光文社と言えばメインバンクから「破たん懸念先」との烙印を押され、昨年リストラで40人以上もの早期退職者を出して話題になった出版
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