ウクライナではダム決壊後の救助活動の中でも砲撃が続いています。一方、アメリカのシンクタンクはウクライナの「反転攻勢」が少なくとも3つの区域で始まっていると明らかにしました。 ダム決壊による洪水で大きな被害が出ているウクライナ南部、へルソン。 「ヘルソンの住民です。水位は5メートルあがりました」 ウクライナメディアなどによると、へルソン州ではロシア側支配地域も含め、洪水の影響により少なくとも14人の死亡が伝えられています。 さらに、救助活動や避難が進む中でロシア軍によるとみられる砲撃が。 こうした状況を受け、国連ではウクライナや日米などの大使が緊急の共同声明を発表しました。 ウクライナ キスリツァ国連大使 「私たちは避難地域への砲撃を強く非難し、ロシアに対し攻撃を中止するよう求めます」 8日の砲撃では救助隊員ら少なくとも9人が負傷したとしています。 一方、ウクライナの大規模な反転攻勢について