私、瑞納みほが約9年にわたり執筆して参りました「霧島那智」(若桜木虔/瑞納みほ 共著)における脱退にあたり、多くの方を驚かせ、編集者各位にも多大なご迷惑をおかけしました事を、ここに改めて、心からお詫び申し上げます。 瑞納みほ脱退の理由は、若桜木氏と私の創作/執筆に対する姿勢及び見解の相違について、私自身が耐え切れなくなったためです。 私は、若桜木氏の小説家養成法によって文壇にデビューすることができた、生粋の門下生の1人です。 この養成法は、若桜木メソッドと言っても過言ではない、ユニークかつエネルギッシュなものでした。 講座の主任講師である若桜木氏自らが、出版社から文筆業としての「仕事」を取り、見込みのある受講生に割り振って出版界での経験を積ませる。 または、完成度の高い小説原稿の執筆が可能な受講生には、出版社を紹介し、やる気を喚起させる。 どれも、他の一般的な創作講座・小説講座