関西在住の人以外は覚えていないかもしれませんが、大阪の新世界・通天閣の目と鼻の先に、ジェットコースターがビルを貫通して疾走しまくる都市型複合娯楽施設として1997年に鳴り物入りで登場した「フェスティバルゲート」という施設があります。開業直後は盛況だったようなのですが、その後の集客はかんばしくなかったようで、近所の人以外にはその存在すら忘れら去られ、2007年にひっそりと営業が終了したということを知らなかった人もいるのではないでしょうか。 で、このフェスティバルゲート、現在は直結の地下鉄御堂筋線・堺筋線の動物園前駅から通天閣方面に通り抜けるための通路として一部が開放されており、動かないジェットコースターなどの哀愁漂う雰囲気が駅から数十秒にして味わえるようになってしまっているとのことなので、廃墟となった遊園地と並ぶぐらい不思議な光景を撮影してきました。 「前編・周辺探索」のフォト&ムービー詳細