例えば、鈴木さんの 「歴史」 の試験結果が 「68点」 であることは、視覚系ブラウザならば一目瞭然です。しかし、音声ブラウザでは、その 「68点」 が何を意味しているのかを判断することができません。視覚系ブラウザのように直感的にテーブルを読み取れないためです。 さて、テーブルには、以下のような性質があり、このことが Web制作者の悩みの点でもあります。 テーブルは、データがすべて読み込まれてからレンダリングを開始する。 テーブルは、基本的に左から右方向で解釈される。 テーブルセルには、他のブロックレベル要素を配置することができる。 テーブルの文字の大きさや色は、DTDによって継承されない場合がある。 こうしたテーブルの性質を十分考慮して上で、表現するコンテンツがテーブルを利用するか否かを判断してください。なるべくならテーブルを多用したくないものですが、場合によっては重宝する要素です。 (一