Webブラウザのタブがいつの間にか詐欺サイトに切り替われば、大抵のユーザーは気付かないままログイン情報を入力してしまうという。 Firefoxのクリエイティブを率いるエイザ・ラスキン氏は、Webブラウザのタブでユーザーが見ていたページをこっそり詐欺サイトに切り替え、ログイン情報を盗み出す新たな手口を報告している。同氏はこの攻撃を「タブナッピング」と名付け、解説・実証するページを公開した。 この攻撃では、ユーザーが普段からアクセスしているWebサイトを閲覧した後にしばらくそのままにしておき、別のタブで別のWebサイトを見ている間に、攻撃者がJavaScriptを使って最初のサイトのお気に入りアイコンをGmailのアイコンにすり替えてしまう。すると、「Gmail: Email from Google」のタイトルを付けて、Gmailのログインページに見せかけた画面を表示することができてしまうとい