前回に引き続き『アテンション!』ネタを。 アテンション! 作者: トーマス・H・ダベンポート,ジョン・C・ベック,高梨智弘,岡田依里出版社/メーカー: シュプリンガー・フェアラーク東京発売日: 2005/09/13メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (18件) を見る アテンションエコノミーにおけるソーシャルブックマークの意義を考える際に、「より多くの人がアテンションをはらっている情報を抽出するスクリーニング機能」というのはよくでる話。 だが、それに加えて「アテンションという形にしにくいものを、可視化すべく拾い上げてくれる機能」というのも特筆すべき重要な意義だと『アテンション!』を読んで強く感じた。 本書の中で、「知覚された情報に対して、何某かの行動を起こそうというトリガーをひくのがアテンションである」というような定義がされている。 「視界にはいってくる