私は自殺未遂を3度経験している。その時私がどういう思いだったのか、周りに何を求めていたのかを伝えたいと思う。 もちろん、これから書くことは私の個人的な考えなのですべての自殺志願者の思いや考えに一致するわけではないので、ご留意いただきたい。 自殺未遂を3度と書いたが、最初の2回は「死ぬ死ぬ詐欺」と揶揄されるタイプのものだった。死にたいというよりもむしろ、死のうとする私に周りの関心を向けさせたかったのだ。 この時私が発していたメッセージは「死にたい」「死のうと思う」等の願望や弱い意志を表す言葉だった。周りに自殺を止める隙を与えて、止める言葉を待っていた。 私の場合は未遂に至っていることから推察できるように、止めてもらうことはできなかった。多少はあったかもしれないが十分ではなかった。それでも助かったのは、死を求める気持ちがそれほど強くなかったからに他ならない。二度とも首を吊るのが苦しくなったり怖