前回のコラムでは、『グランズウェル』における「活性化戦略」の視点で、Twitterのマーケティング活用を考えるのであれば、単純に公式アカウントからの発信をするだけでなく、Twitter利用者に発言してもらう仕組みをキャンペーンに取り込むべきという話を紹介しました。 前回挙げた「UNIQLO LUCKY LINE」などの可視化の仕組みは、キャンペーンサイトや投稿サイトにTwitterで投稿する、キャンペーン限定で発言を可視化する仕組みでした。 今回は、それを一歩進めて、習慣や日常行為を可視化する取り組みについて考えてみましょう。 まず、具体的な成功事例として挙げるのは、以前に「企業のTwitter運営ポリシーを9つの視点から考える(その5)」で紹介した「ドロリッチなうbot」です。 このbot自体はあくまで個人の開発者が開発したもので、製造元のグリコ乳業にとっては偶然の産物と呼ぶこともできま