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全国の書店員が「一番売りたい本」を選ぶ13年の「本屋大賞」が9日発表され、百田尚樹さんの「海賊とよばれた男」(講談社)が大賞に輝いた。 【写真特集】あなたは何冊読んだ? 最終順位を振り返る 百田さんは大阪府出身の放送作家・小説家。放送作家として人気番組「探偵!ナイトスクープ」(ABC・テレビ朝日系)ほか数々の番組を手がける。06年に「永遠の0」(太田出版)を発表し、小説家としてデビュー。09年に発表した「ボックス!」(同)が第30回吉川英治文学新人賞候補、第6回本屋大賞の5位に選出され、映画化もされた。 「海賊と呼ばれた男」は、出光興産と英アングロイラニアン社が争った1953年の「日章丸事件」をモデルにした歴史経済小説。異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐡造の生き様を描く。これまでに41万部を発行している。 本屋大賞は「売り場からベストセラーを作る」をコンセプトに創設され、今回が10回
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