高島屋は27日、肥塚見春(こえづか・みはる)取締役が9月1日付けで専務取締役(代表取締役)に昇格する人事を発表した。同社で女性が代表取締役に就任するのは初めてのケース。肥塚氏は専務として企画本部(改革推進本部)本部長兼総務本部、CSR推進室、IT推進室、日本橋再開発計画室担当(予定)など、幅広い業務で陣頭指揮を執る。 肥塚氏は1955年生まれの57歳。1979年に高島屋に入社し、販売現場で経験を積んだ後、MD本部商品第2部ディビジョン長、執行役員広報・IR室長、上席執行役員営業企画部長などを歴任した。2010年2月には岡山高島屋の取締役社長兼店長に就任。女性ならではの視点でさまざまな改革を行い、今年2月期には同社を5期ぶりに黒字転換させた。その手腕を買われ、今年5月21日には高島屋の取締役に抜擢されたばかり。わずか3ヶ月余りでの専務昇格となった。 高島屋は早くから男女共同参画型企業へ向けた
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