大型テーマパーク「レゴランド」の開発・運営会社と名古屋市は30日、名古屋港(同市港区)で開業を予定する同ランドについて、建設開始の調印を正式に交わした。2017年春にオープンする予定。 レゴランドはブロック玩具メーカー「レゴ」が作ったテーマパーク。米国のカリフォルニア州やフロリダ州の他、アジアではマレーシアで展開しており、日本への進出は初めて。 名古屋市のレゴランドは名古屋港の金城ふ頭に9・3ヘクタールの広さで建設される。アトラクションやショー、4Dシアターでレゴの世界を体感することができ、周辺にはホテルや、食事や買い物ができる複合施設なども計画されている。年間180万人の集客を見込んでいるという。 世界各地でレゴランドを開発・運営するマーリン・エンターテイメンツ社は12年にパーク建設の意向を名古屋市に伝え、両者で建設に向けて役割分担などを調整してきた。この日は同社の幹部と、河村たかし市長