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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (12)

  • Webの世界での「先行者利益」について - いつか電池がきれるまで

    hatebu.me 『マストドン』かなり話題になっていますね。 最初に名前を聞いたときには「恐竜?」とか思ったのですが、正直、もう新しいWEBサービスを使いこなす時間もなく、これ以上いろんなところに書いても、ただでさえ薄い内容がさらに薄っぺらくなっていくだけなので、とりあえず様子見、という感じです。 『マストドン』について、ざっと知りたい方は、とりあえずこのリンク先を読んでみてください。 というか、僕も未だによくわかっていないんですが、とりあえず少しわかったような気分にはなります。 news.yahoo.co.jp ツイッターの亜種みたいなものなのか、というのと、『マストドン』というのは、ツイッターであまりにもたくさんの人、多くの事物をフォローしすぎて(さりとて、人間関係もあってそう簡単にはフォロー外しもできなくて)、タイムラインが追えなくなったり、あまりにも内容があちらこちらに飛んでしま

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  • 「慰安婦像ツイート炎上事件」について、筒井康隆ファンのひとりとして思うこと - いつか電池がきれるまで

    www.asahi.com news.yahoo.co.jp 僕は高校生のときに『48億の妄想』を偶然手に取って以来、筒井康隆さんの大ファンであり続けています。 そもそも『48億の妄想』は、1965年に書かれたものであり、30年前の時点で、すでに20年くらい前の作品だったんですよね。 にもかかわらず、筒井作品には「いま、ここにある現在」が描かれていました。 差別とかエログロをあえて描く、という筒井作品は「潔癖な男子」だったはずの僕にはすごくインパクトがあったのです。 筒井さんが描く『悪』は「露悪的」であり、そこには「綺麗事で覆い隠されているもの」を面白おかしく引きずり出してやろう、という意思を感じていました。 ……というのは僕の「読者的きれいごと」であり、一種の「こわいものみたさ」とか「見世物小屋的な興味」のほうが大きかったのかもしれませんが。 ただ、筒井さんは、ずっと「露悪的エログロ作家

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  • 「ベストペン」「ベストキーボード」を探す、終わりなき旅路 - いつか電池がきれるまで

    www.tv-asahi.co.jp 2017年4月5日夜に放送された『マツコ&有吉のかりそめ天国』での、久保田アナの「ペンへのこだわり」の話は、なかなか興味深いものがありました。 「これだ!」と思うようなペンにはなかなか巡りあえなくて、そんななかで、無印良品のゲルインキボールペン、0.5mmがフィットしたのだとか。 この紺色を「ガバッとまとめ買い」して、いつも失くすので、絶対に切らさないようにいろんなところに何かずつ入れているそうです。 180円だし、これでけっこう売れそうだよね。僕も80円なら使ってみたい。 でも、紺色を使う機会って、そんなになさそうだ。 マツコさんや有吉さんも同じペンを使ってみていたのだけれど、「書きやすいとは思うけれど……じゃあこれがベストかと言われると……『これだ!』というほどのインパクトはないなあ」というリアクションで、さらに「これだと、雑誌とかの紙質だと、

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  • 「アンタッチャブルな正しさ」で、誰かを徹底的に追い詰めるということ - いつか電池がきれるまで

    nomuch.hatenablog.com b.hatena.ne.jp これは、能町さんの「逆鱗」に触れることだったのだろうな、と思いながら読みました。 僕は能町さんが言っていることが正しいと思うし、北条かやさんという人は、文章を商売にしているのに、あまりにも配慮も覚悟も足りない、と感じています。 これを読んでいて、以前、インターネットで僕のことを批判してきた人たちがいたことを思い出しました。 いや、批判はしょうがないんだけど(まっとうな批判の範疇であれば、いちいち反応もしないことがほとんどです)、人格攻撃や家族にまで言及した誹謗中傷や、「どこそこであの人の悪口を言っていた」とか、根も葉もない嘘まで書かれていたのです。 第三者として読むと、「こんなのどっちが正しいかなんて自明の理なんだから、相手にしないほうがいいんだよ、スルー推奨!」って気分になるのだけれど、当事者としては、「黙っていて

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  • 「侍ジャパン」が苦手だ。 - いつか電池がきれるまで

    www.japan-baseball.jp ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が盛り上がってきていて、僕も「身近な人がどこのチームのファンだか確認せずに応援できる日本代表」って、応援しやすくてラクだよなあ、なんて思いながら観戦しております。 でも、こういう大会のたびに、僕はちょっと引っかかってしまうところがあるんですよ。 それは、チームの「愛称」のこと。 今回は、野球の男子日本代表チームは「侍ジャパン」という愛称で呼ばれているわけですが、まあ、なんというか、「今の日に侍なんていないだろ、外国人に『日といえばフジヤマ、ゲイシャ』って言われたらムカつくのに、なんで『サムライ』はOKなんだ?」とか思ってしまうのです。 そもそも、大部分の日人(そして、代表チームの選手たち)の祖先は「侍」じゃなかったはずだし、侍がえらい、すごいというのは身分制度を肯定していることになるのでは。 多く

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  • 『日曜美術館40周年特集「ゆく美 くる美」』が面白かった!(再放送予定あり) - いつか電池がきれるまで

    新年あけましておめでとうございます。 年もよろしくお願いいたします。 www4.nhk.or.jp www.cinra.net 昨夜、1月1日を迎えたあと、さてどうしようか、と思いつつテレビを眺めていると、Eテレの『日曜美術館40周年特集「ゆく美 くる美」』という番組をみかけました。 タイトルだけみると、「いくよ・くるよ」? みたいな感じなのですが、NHKで40年もやっている、アートや展覧会に関する番組『日曜美術館』の特別企画で、2016年のさまざまな美術展の振り返りと、2017年注目の美術展や美術館の紹介を1時間にまとめたものだったのです。 僕は「美術館に行くのは好きだけれど、アートについて自信を持って語れるほどの知識はない」という「アートの横好き」くらいの人間なのですが、こういう「1年間に日で観られた(観られる)展覧会の全体像を短い時間でまとめたテレビ番組」というのは見たことがなか

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  • 「蘇る『無断リンク禁止!』の世界」の片隅で - いつか電池がきれるまで

    なぜか、ここに来て突然、「無断リンク禁止!」という懐かしい言葉をけっこう目にしています。 「無断リンク」についての議論なんて、もう10年前くらいに通り過ぎてきたつもりの僕としては、もうただひたすら「懐かしい」という感慨しか浮かんできません。 参考までに、10年以上前に書いた「無断リンク」についての記事を上げておきます。 fujipon.hatenadiary.com fujipon.hatenadiary.com 若いですね(とはいっても、10年前でもかなりのオッサンだったわけですが)。 この「無断リンク論争」の話になると、ekkenさんのことを思い出さずにはいられません。 風の噂で、亡くなられたと聞いておりますが、僕が「嫌だと表明している人にあえてリンクして叩くような行為は自粛するべきではないか」と言うと、「それはマナーの問題であり、マナーとルールを混同すべきではない」と諭される、という

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  • インターネットは、「『何を言ったか』よりも、『誰が言ったか』」の世界に「逆行」しているのではないか? - いつか電池がきれるまで

    寄稿している『BLOGOS』というニュースサイトの『BLOGOS AWARD』という企画で、「入選」に選んでいただきました。 「賞罰なし、著書なし」で長年続けてきたこの猿めにこんな賞をいただき、恐縮です。 blogos.com あらためてみてみると、他の人はみんな有名人ばっかりじゃないですか! 大賞は、よしりん(小林よしのりさん)だし! 若かりし頃、『ゴーマニズム宣言』を熱心に読んでいた僕としては、なんだかとても感慨深いというか申し訳ないというか。 場違いも甚だしいのですが、まあ、そういう人もひとりくらい入れておこう、ということなんだろうな、と勝手に解釈しておきます。 正直、こうしてブログを書いていると、叩かれることは頻繁にあっても褒められることはほとんどなく、Google Adsenseの数字が地道に上がっていくのを見ることだけが楽しみ、という、やさぐれた気分になってしまいがちなので、こ

    インターネットは、「『何を言ったか』よりも、『誰が言ったか』」の世界に「逆行」しているのではないか? - いつか電池がきれるまで
  • 「他人に共感できない人々」がインターネットを回す - いつか電池がきれるまで

    gigazine.net このGIGAZINEの記事、よくこれだけ調べてまとめたなあ、と思いながら読みました。 村田マリさんがやったこと、やろうとしていたことには、さまざなま意見もあるでしょう。 僕はこんなふうに、「読んだ人が健康を害するかもしれない、いいかげんな情報」を垂れ流していたことに憤りを感じています。 南場さんは、夫の闘病中に「ネットにはあまりにもバイアスがかかった『健康情報』が多すぎる」と感じたと仰っていたのに、なぜ、こんなことになってしまったのか。 この記事をみながら、僕は最近読んだのことを思い出していました。 それはこの『サイコパス』という新書です。 サイコパス (文春新書) 作者: 中野信子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/11/18メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見るfujipon.hatenadiary.com 誤解を招かな

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  • 「往復はがき」を知らない大人たち - いつか電池がきれるまで

    先日、仕事で「往復はがき」が必要になって、ちょっと考え込んでしまった。 往復はがきって、郵便局以外のどこかで買えるだろうか? もうこのあたりの郵便局は閉まっている時間なので、どこか他に扱っているところはないかとネットで検索してみた。 昼間、開いている時間に郵便局に行くというのは、できないことはないが、ちょっと大変でもあるので。 ネットには「コンビニでも扱っているところがある」という情報があったので、近所のちょっと大きめのコンビニ(セブンイレブン)に行き、まだ若い(たぶん20歳になるかならないかくらい)の女性の店員さんに聞いてみた。 「往復はがき、ありますか?」 「えっ、はがきですか? はがきならありますけど」 「あの、普通のはがきじゃなくて、『往復はがき』なんです」 「えっ、何はがきですか? おーふくはがき? すみません、ちょっとわからないんですが……」 というわけで、僕よりちょっと年上く

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  • 『逃げるは恥だが役に立つ』第8話について、めんどくさい男が、また語ってみます(『逃げ恥』ファンは読むと不快になるので要注意)。 - いつか電池がきれるまで

    www.tbs.co.jp 『逃げ恥』第8話、相変わらずガッキーはかわいかったし、『情熱大陸』パロディもベタながら面白かった。でも、明らかにキャラがかぶりそうな同年代の市会議員立候補希望者って、あの人にとっては困るだろうな。 なかなか正直になれず、「自分の都合」ばかり考えていたひらまささんが思い切って率直になった場面は、観ていて当に「すごいなこの人」って思いました。 酔っ払っていたとはいえ、同僚に「僕はあなたとは違うんです」って思いっきりってかかったのもある意味みくりさんに電話したことよりもすごかった。あれは社会人として、なかなかできることじゃない。福田康夫元総理のことを思い出してしまいました。 ……というか、辞める直前とはいえ、総理大臣の立場であれを言った福田康夫さんって凄いな、あれは捨て台詞レジェンドだ。 で、ドラマのストーリーについてのことなんですが、この第8話、なんだかもう観て

    『逃げるは恥だが役に立つ』第8話について、めんどくさい男が、また語ってみます(『逃げ恥』ファンは読むと不快になるので要注意)。 - いつか電池がきれるまで
  • 『逃げるは恥だが役に立つ』第7話について、めんどくさい男がとりとめもなく語ってみます。 - いつか電池がきれるまで

    ひらまさ、それ全回転リーチだーー! えっ、外れるのこれ…… www.tbs.co.jp 「恋ダンス」が途中からだったので、なんとなく物足りなくて、前回の録画のエンディングを再生してしまいました。 いやほんと、今回はなんかうまくいきそうな感じで、ああよかったね、というのと、でもなんかちょっと寂しいな、というのと。 で、そうだよね、35歳プロの独身ってむしろこのほうが自然なのではなかろうか。 だいたい、モテない人生を送っていると「自分のことを好きになったり、迫ってきたりする人は、何か裏があるんじゃないか?」とか警戒してしまったりもするわけですようむ。 www.shijo-street-weekend.com われわれは視聴者として「両サイド」から観ているので安心しているわけですが、僕が、ひらまさサイドだったら、「後業」とかちょっと疑ってしまうかもしれない。でもまあ、そんな年齢でもないし、財産

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