【ソウル聯合ニュース】韓国政府は4日、新型コロナウイルスが秋や冬に再び流行するなど、事態の長期化に備えて「呼吸器専門クリニック」約1000か所を設置し、運営することを決めたと明らかにした。 中央災難(災害)安全対策本部の金剛立(キム・ガンリプ)第1総括調整官(保健福祉部次官)はこの日の定例会見で、「政府と医療界は新型コロナウイルスの第2波の流行に備えて新たな医療利用システムを設ける必要があるとの認識で一致した」とし、「呼吸器専門クリニックを指定、運営して早期に呼吸器・発熱患者に対する体系的な診療システムを確立する」と述べた。 呼吸器専門クリニックを別途指定、運営することにより、呼吸器疾患の患者を早期に診療でき、インフルエンザなど他の呼吸器感染疾患に対する安全な診療システムも備えることができる。診療対象となるのは持続的な発熱、せきや喉の痛みなどの症状がある患者で、重症患者や慢性閉鎖性肺疾患、