安全保障関連法案に関する参院の中央公聴会が開かれた15日、東京・永田町の国会議事堂周辺では同法案に反対するグループが抗議活動を行った。公聴会で意見を表明した法案に反対する学生グループ「SEALDs(シールズ)」の中心メンバーで明治学院大4年、奥田愛基(あき)氏らがマイクを持ち主張を訴える中、一部の参加者が車道を占拠。男3人が公務執行妨害の現行犯で逮捕されるなど国会周辺は異様な雰囲気に包まれた。 《賛成議員は落選させよう》《野党は牛歩》 同日夕から始まった抗議活動。国会前では14日と8月30日、参加者が車道を占拠する事態が相次いで起きており、機動隊員らが緊張した様子で警備に当たっていた。 ステージに立った奥田氏は「廃案にするしかない。政治家の皆さんに勇気ある行動をしてくださいとお願いしてきました」などと演説。「安倍は辞めろ」「集団的自衛権はいらない」などと声を上げた。 ただ、シールズの抗議活
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