菅義偉官房長官は11日の記者会見で、先月来日した国連の特別報告者が「日本の女子生徒の13%が援助交際に関わっている」と発言したことについて、11日に特別報告者本人から「13%という数値を裏付ける公的な最近のデータはなく、誤解を招くものだった」との趣旨の書簡が日本政府に届いたことを明らかにした。 菅氏は「事実上、発言を撤回したものと受け止めている」との認識を示し「政府としては引き続き客観的データに基づく報告書作成を求めていく」と述べた。
三菱航空機は11日、国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を初飛行させた。製造元である三菱重工業の幹部が「紙飛行機がついに実体を持った」としみじみと語る記念の日となったが、最初の開発計画からは4年も遅れた“成功”だ。もたついている間に、ライバルの海外企業は豊富な経験を活かしてMRJに対抗する新型機の開発で急迫してきている。事業としてのMRJは依然として楽観できない状況が続いている。 「山登りに例えるとまだ、6合目でしかない。やるべきことはたくさんある」。11日正午過ぎ、愛知県豊山町の県営名古屋空港。初飛行を終えたMRJをバックにし、三菱重工の大宮英明会長は記者団に語った。初飛行の素直な喜びを述べつつも、開発遅れと市場における競争環境の激しさを指摘されると表情が引き締まった。「それは認識している。ただし、世界には日本の技術力への信頼感がある。(それを強みに)販売に頑
新憲法の制定をめざす運動団体「日本会議」が主導する憲法改正派の大規模集会が10日、東京都内の日本武道館で開かれた。集会では、国民投票の早期実現を決議。日本会議と思想が近い安倍晋三首相はビデオメッセージを寄せた。ただ、来夏の参院選を見据え、経済政策を前面に掲げる安倍政権に対し、憲法改正派には焦燥感もある。 「21世紀にふさわしい憲法を追求する時期にきている」。壇上の大型スクリーンに映し出された安倍首相は、「自民党総裁」として寄せたビデオメッセージで、憲法改正への意欲をこう強調した。首相が最後に「憲法改正に向けて、ともに着実に歩みを進めてまいりましょう」と呼びかけると、大きな拍手がわいた。 集会は「美しい日本の憲法をつくる国民の会」が主催した。日本会議の田久保忠衛会長(杏林大名誉教授)、ジャーナリストの櫻井よしこ氏らを共同代表とし、昨年10月に発足。要所を日本会議関係者が占める。 この日の参加
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