民進党の山尾志桜里政調会長は、日本銀行が異次元緩和の一環として導入したマイナス金利政策はデメリットが大きいとして撤回するよう求めた。 7日のブルームバーグのインタビューで語った。山尾氏はマイナス金利の弊害として「預金者へのしわ寄せや金融機関の負担増を通じて貸し渋りとか貸しはがしとか、中小企業の皆さんは特に大きな不安を抱えている」ことを挙げた。 日銀が黒田東彦総裁の下で進めている金融政策について「2年で2%の物価目標というのは、幾度も達成時期を修正しているが、結局達成できていない」と指摘。民進党としては、「もう少し硬直的ではない柔軟な金融政策を日銀に求めていくということをしっかり打ち出していきたい」と語った。 安倍晋三政権はアベノミクスの第一の矢として大胆な金融緩和を掲げ、政権奪還を果たした2012年の衆院選から3回の国政選挙の公約で政府と日銀の連携強化など金融政策に言及していた。ただ、3日
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