国内でスマートフォン(多機能携帯電話)が急速に普及している。米アップルの「アイフォーン(iPhone)」に加え、米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載した機種も続々と登場し始めた。 スマートフォン人気の高まりで、販促やキャンペーンの宣伝や企業広告に利用しようとの動きも活発になってきた。独自のアプリケーションをつくったり、最近では「電子絵本」を開発したりといった動きも出ている。 「エスティマ」の20周年記念で協賛 アイフォーンを使った販促、ピーアールとしては、専用アプリを開発してユーザーに無料提供するのがオーソドックスと言えそうだが、その「進化版」も見られるようになった。 中でもユニークなのが、「電子絵本」の試みだ。モバイル表現研究所が発売する「フォーンブック(PhoneBook)」というもので、紙でつくられた「絵本」の見開き中央部分がアイフォーンのディスプレーの大きさにくりぬかれてい