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ブックマーク / research.ascii.jp (3)

  • Twitterはコミュニケーション革命なんかじゃない(3)

    デジタルガレージの林 郁CEO(写真左)。インタビュー内容は1月25日(月)20時から、TOKYO MXのニュース番組「TOKYO MX NEWS」内のコーナー「東京ITニュース」で放送されます。放送内容は、TOKYO MXの公式YouTubeチャンネルにもアップされます(http://www.youtube.com/user/tokyomx)。 毎週月曜、TOKYO MXの夜8時からのニュース枠で、「東京ITニュース」というコーナーを手伝わせてもらっている。同コーナーで今回、日でのTwitterの展開を仕掛けているデジタルガレージの代表取締役/グループCEO、林 郁(はやし かおる)氏にインタビューさせていただいた。 デジタルガレージといえば、さまざまなネットのパラダイムを日にもたらした会社である。検索エンジンやネット通販のシステム、ネット広告の仕組みなどを、いちはやく(あるいは非常

  • Twitterはコミュニケーション革命なんかじゃない

    知床半島を海上から見て回る船に乗ったことのある人はご存じだと思う。カモメたちが甲板に立つ観光客の手の届くところまでやってきて、競うようにカルビーの「かっぱえびせん」をくわえていく。その間、船はエンジンをゴンゴン鳴らして水面を強引に引き裂きながら前に進むが、カメモは、風に乗ったグライダーのようですらある。羽ばたきもするが、オホーツク海の強い風と重力のバランスを、上手くとっている。 大自然のまっただ中で暮らす鳥や魚はもちろんだが、地上生物でさえ自然法則を十二分に活かしている。『運動会で1番になる方法』というを企画したときに、著者の深代千之さんに教えてもらったのは、「カンガルーは速く走っているときのほうが疲れない」というお話だった。ゆっくり動くときは筋肉を使うが、速く走るときは「靱」をバネにゴムボールのように跳ねていくので、疲れないのだ。 それに比べると、人間が使う機械というのは、なんとも効率

  • Twitterはコミュニケーション革命なんかじゃない(2)

    パプア・ニューギニアのホタル「プテロプティック・エフルゲンス」は、1の木にとまった何百万匹もの個体が、誰かが指揮をしているわけでもないのに、同期して一斉に明滅を繰り返す(画像は実写ではなくイメージです)。 いまから10年ほど前の1998年に、科学雑誌『Nature』に1つの論文が掲載された。ワッツとストロガッツという2人の研究者によるもので、彼らの著書も翻訳されているのでご存じの方も少なくないだろう。いわゆる、「スモールワールド・ネットワーク」に関する論文である。 Twitterが人のつながりのネットワークだと知って、「6次の隔たり」のことをイメージした人も少なくないはずだ。「6次の隔たり」(Six Degrees of Separation)というのは、世界中から無作為に選んだ2人の人物が、6回前後の人間関係で繋がってしまうというお話。1960年代に心理学者が実験して有名になったが、ワ

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