2018年は大規模な自然災害が相次いで発生している。そうした災害時のライフラインの1つがスマートフォンだ。2011年の東日本大震災を経て、災害に関する機能やサービスの強化が進められている。災害発生時にスマートフォンをどのように活用すべきかを改めて確認しておこう。 長期停電時はバッテリー節電機能を利用しよう 2018年9月4日、非常に強い台風21号が西日本に上陸して関西地方を中心に被害をもたらした。その直後となる9月6日には、北海道で震度7の大規模な「北海道胆振(いぶり)東部地震」が発生、広範囲にわたって停電が発生するなど、自然災害による大きな被害が相次いでいる。 そうした自然災害に遭ったとき、重要なライフラインの1つとなるのがスマートフォンだ。日本はもともと自然災害が多いことから、災害時の携帯電話やスマートフォンの活用に関して、以前から力が入れられてきた。特に2011年の東日本大震災以降、