【パリ津久井達】政府が誘致を目指す2025年国際博覧会(万博)の開催地が大阪市に決まった。博覧会国際事務局(BIE、本部・パリ)の総会で加盟国による投票が日本時間の24日未明にあり、日本がロシア(開催地エカテリンブルク)とアゼルバイジャン(同バクー)を破った。20年東京五輪・パラリンピックに続く巨大イベントが7年後に大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲(ゆめしま)で開かれる。 国内での大規模万博は1970年大阪万博、05年愛知万博(愛・地球博)に続き3回目。大阪では55年ぶりの開催となる。 加盟170カ国のうち、投票資格を得た国が無記名で電子投票し、日本が85票、ロシアが48票、アゼルバイジャンが23票。日本が最多だったが、1回目での決定となる3分の2には届かず、ロシアとの決選投票に突入した。その結果、日本が92票で、61票のロシアを上回った。 25年大阪万博は、大阪市此花区の人工島・夢洲の155ヘ