志布志市のふるさと納税推進室がネット上にアップした納税PR動画が話題である。「女性差別的だ」と批判が殺到しているようなので、早晩削除を余儀なくされるのではないか。 私自身もアップされてすぐに見る機会があったが、何とも言えない不安な思いに駆られた。その不安の内容はなんなのだろう。 真夏の学校のプールと思しきところに、スクール水着で浮かぶ女性と、「彼女と出会ったのは、1年前の夏だった」というナレーションで、動画は始まる。学校のプールとスクール水着という組み合わせと、20歳の成人女性が起用されているところがミスマッチであり、まず違和感を掻き立てられる。スクール水着は、学校教育の場以外で着用されることはほとんどない。本来であったら性的な意味が、極力排除されているはずだ。ところがこの水着が性的な意味を持たされてしまっていることは、「暗黙の了解」でもある。「スクール水着? いや競泳用の水着を見間違えて
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