性交の快楽。 それは子孫を残すことと育てることへの代償として 神が与えたもうたはずなのに、ところがぎっちょん人間様はそうはいかない。 快楽のみを頂いてしまうのである。 我が家でも娘・Rが誕生したものの、 普段は「さあ契ろうぐえへへ」である。 そんなわけで今度産むのストックがなくなった。 「嫁、買い物のついでによろしく」 「やだ!」 嫁はこれだけは絶対に買えないと断固拒否する。 そんな恥ずかしがる年でもないだろうに…。 仕方がないので近所のコンビニ、ビブン・セキブン(仮名)へ。 さすがに今度産むだけ買う度胸はないので、 週刊誌を一冊取ってレジに並ぶ。 「コーラが一点、ポテトチップが一点…」 わあ。レジの店員、いちいち読み上げるのかよ! そういう店かよ!僕は慌てて引き返そうとしたが 「お次のお客様どうぞ」 時、既に遅し。こりゃとんでもない罠にかかってしまった、 神よ、これが報いなのですかと 天