な、なんだってー! 「地球外から生命が隕石に乗ってきて、それが地球上の生命の起源になった」 こういったテーマは長年SFでよく使われてきた題材でした。古代ギリシャでも哲学的な考え方があったといわれるほど、歴史的に古く長〜く議論されてきた人類永遠の謎。 しかし、先日ロシア科学アカデミーの研究チームが発表した実験結果で、やっぱり地球上の生命の起源が地球外にある可能性が出てきました。なんと、隕石の中に生息する微生物が、大気圏を通過する時の高温でも生存できることがわかったのです。 その微生物とは「Thermoanaerobacter siderophilus」。高熱に耐えられるだけでなく、鉄があっても成長でき、厳しい環境でも芽胞を作ることができる生物です。実験ではまずこの微生物を培養し乾燥させて、直径6.99cm(2.75インチ)の玄武岩でできた人口隕石の中に仕込みました。 微生物を入れた人工隕石は
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