岐阜県飛騨市古川町上気多、市民グループ「里山会」会長の竹原淑美さん(62)方の雑木林で、通常の大きさの4倍近くあるジャンボミョウガが採れ、近所の評判になっている。 通常のミョウガは長さ約7センチだが、ジャンボミョウガは最も大きいもので長さ約26センチ。竹原さんが数日前、祖父の代から100年以上作っている雑木林で、ジャンボミョウガ8本を見つけた。 県中山間農業研究所では「気象条件などがうまく重なって通常より大きく発育したのではないか」と推測する。竹原さんは「こんな大きなミョウガを収穫したのは生まれて初めて。落ち葉がよく積もり、栄養がついて大きくなったのかも」と話していた。ジャンボミョウガはすでに高山市内の高級料亭に売約済みで、28日午前中のみ、同町上町の道の駅「アルプ飛騨古川」で展示している。