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2007年6月14日のブックマーク (3件)

  • 【会見詳報】ANA障害の原因判明、「世界4例のスイッチ故障がきっかけ、対応も遅れた」

    全日空輸(ANA)は6月13日夕方、国土交通省で記者会見を開き、5月末に国内線システムで発生させた大規模障害の原因について報告した。会見に臨んだANAの長瀬眞(ながせ・しん)専務取締役執行役員は「障害発生からログの分析を続けてきた。このような事態が起こらぬよう再発の防止に努め、信頼の回復に努めたい」と述べ、IT推進室長の佐藤透執行役員が詳細を説明していった(写真1)。 障害が起こったのは、旅客の予約・搭乗手続きや手荷物管理をするチェックイン・システムのうち国内部分。27日未明から朝にかけて処理能力の低下が深刻となり、羽田空港にはチェックインを待つ乗客であふれかえった。結局、羽田では午後3時頃から同6時まで発便をすべて欠航させる羽目に陥った。 原因を作ったのは、チェックイン端末をつなぐためのネットワーク機器だった。障害前日の26日午前9時。朝から2系統あるうち1系統のスイッチが障害の兆候を

    【会見詳報】ANA障害の原因判明、「世界4例のスイッチ故障がきっかけ、対応も遅れた」
  • 【ANA障害】「引き金」となった大型スイッチにシスコ・NECがコメント

    6月13日夕方、全日空輸(ANA)は5月末の大規模障害について詳細を記者会見で説明した。その中で、一因とされたのがデータセンターの通信機器故障だった。データのパケットを振り分けるスイッチで、「米シスコのCatalystシリーズの大型機」(ANAの担当者)という。IT推進室長の佐藤透執行役員は会見で「NECがシスコ製品を選択して納入した。シスコから世界で同様の問題は4事例しかないと聞いている」と述べた。 この点についてシスコは誌の取材に「当社としてお客様が発表した以上のことはコメントできない」とした上で、世界4例の障害事例については「現在詳細を確認しているところ。ただ、今後このような事が起こらないよう、社内での取り組みを強化したい」と説明する。また、NECは「当社が納入した機器であり、誠に申し訳ないと思っている。ただ、ANAのシステム全体との関係についてはコメントできない」としている。

    【ANA障害】「引き金」となった大型スイッチにシスコ・NECがコメント
  • “非家電”携帯メーカーは“トータルデザイン”で勝つ──NECのデザイン戦略

    各キャリアの夏モデルで目立ったのが、家電ブランドの名を冠した携帯が増えた点。AQUOS、ウォークマン、EXILIM、BRAVIAなど、その数は増える一方だ。携帯電話は今後、さらなるソフトウェアの共通化が進み、“デバイスとデザインで勝負”する時代になるのも時間の問題といわれている。 こうした流れの中、“非家電系”端末メーカーはどんな方法で戦うのか──。最新モデル「N904i」を紹介するイベントで、NECの開発陣が今後の端末戦略を説明した。 NECのクリエイティブスタジオを率いるチーフクリエイティブディレクターの佐藤敏明氏(左)とNEC モバイルターミナル事業部の小島立事業部長(中)、同商品企画部の大澤斉グループマネージャー(右) NECの最新モデルN904iは、著名なデザイナーとして知られるステファノ・ジョバンノーニ氏がデザインを手がけた端末。イタリアで開催されたミラノサローネで初披露され、

    “非家電”携帯メーカーは“トータルデザイン”で勝つ──NECのデザイン戦略