「日本の古本屋」サイトを通じて、1930年代の日本における反宗教運動関係(反・反宗教運動を含む)の文献を購入する。 ○ 反宗教闘争同盟準備会編『反宗教闘争の旗の下に』(共生閣、昭和6年7月8日発行) ○ 永田廣志・秋澤修二『現代宗教批判講話』(白揚社、昭和10年2月10日再版) ○ 宇野圓空編『反宗教運動批判』(近代社、昭和7年4月10日) 近代日本の反宗教運動は、1930年前後の「マルクス主義と宗教」論争(とくに三木清と服部之総)によって本格的に理論的なレベルでまず始まり、ついで1931年以降の反宗教闘争同盟準備会(共産主義系)と日本反宗教同盟(社会民主主義系)の活動によって、実践レベルでも取り組まれていくことになる。 反宗教闘争同盟準備会は、「反宗教闘争は階級闘争の一翼であると云ふ見地に立ち、総ての勤労大衆をあらゆる形態の宗教的観念より解放し以てマルクス=レーニン主義的世界観を獲得せし
日本の資本主義の精神的バックボーンとして、私は以前、仏教、特に「禅」的な現世での解脱の「カタ(型)」があることを指摘したことがある。つまり、絶えざる革新を要求してくる市場に対して会社の仲間たちが相互に助け合いながら新しい商品を開発していくその様は、まるで同朋たちと互いに切磋琢磨しつつ現世での解脱を目指す禅寺での修行そのものではないか、と。また日本のドラマやマンガなどのサブカルチャーも、基底にあるのは小集団内での修行による閉塞状況からの脱却、つまり現世での解脱を目指す禅寺での修行に他ならない。そこでの主人公は小集団の中で師に導かれ、同朋に助けられ、精神的に成長し、かつての敵も同朋に加え、さらに修行を積んで成長していく。これはまさに日本資本主義の中での個人と組織のあり方の理想像であり、ヴェーバー的には、禅の倫理こそが日本資本主義の精神だと言えるだろう、と(拙著『マンガ・特撮ヒーローの倫理学』参
2007年9月23日、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ(Dalai Lama)14世と会談した、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相(中央)とローラント・コッホ(Roland Koch)ヘッセン州首相。(c)AFP/GUIDO BERGMANN BUNDESREGIERUNG 【9月24日 AFP】ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は23日、独首相として初めてチベット(Tibet)仏教最高指導者のダライ・ラマ(Dalai Lama)14世と会談した。事前に中国からの強い抗議があったものの、会談を行った同首相は、ダライ・ラマが求めるチベット自治区の高度の自治権獲得を支持する姿勢をみせた。 会談後、メルケル首相の報道官は「首相はダライ・ラマに敬意を表し、チベットの文化的アイデンティティの保護、そして彼が行っている、宗教的自由とチベットの自治権を求め
霊感商法や違法伝道など反社会的活動を繰り返している統一協会が、信者獲得のための教材としてテレビの“占い・霊界”番組を使っていることが、全国霊感商法対策弁護士連絡会入手の内部文書でわかりました。 文書は、二十歳代後半の女性が通っていた統一協会のビデオセンター「ウェスト ガーデン」(東京都杉並区)の受講記録。女性は昨年秋、正体を隠した街頭伝道で同センターに誘われ、九月十六日から今年二月二日まで三十二回受講しました。受講料は七万円で女性は六万七千六百円を分割で払っています。 この間、ほぼ毎回、センターが用意したビデオを視聴し、教育担当者の講義を受けています。そのうち七回目に見たのがフジテレビが制作、放映した「天国からの手紙」。「『霊の世界』と交信し、その思いを伝えることができる」という「スピリチュアル・カウンセラー」(番組HP)の男性が登場し、タレントなどがその言葉に感動するという内容です。 統
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く